待望の防水機能を有する30mm口径の双眼鏡の登場で
鳥見の世界に防振双眼鏡がスタンダードになりました
<VCスマートの特徴>
・大きなブレにも対応
防振角±3°で、車中の微振動から船のような大きな揺れまでしっかり補正。
・握りやすいフラット設計
握りやすさにこだわり、電池ボックスをサイド側に配置。女性でも握りやすいフラット設計です。
・フルマルチコート
すべてのレンズとプリズム透過面に、光の透過を最大限にあげるフルマルチコート(高透過多層膜)が施され、明るい像が広がります。
・防水設計
レンズが曇りにくく、突然の雨にも安心して使用できます。
・単三型アルカリ乾電池1本で10時間稼働
入手しやすく安価な単三型アルカリ乾電池を電源に採用。
・パイロットランプ遮光スライドシャッター搭載
コンサート鑑賞時にビデオ撮影と勘違いされないよう、パイロットランプ点灯を隠すスライドシャッターを搭載。
<防振双眼鏡使用のメリット>
・足元が不安定な場面での観察でも、安定した画像が提供される
・風の強いシチュエーションでも、安定した画像が提供される
・幅広い鳥見の場面で、安定した画像が提供される
・望遠鏡が使えない方にも、双眼鏡以上の高倍率で安定した画像が提供される
自分には防振双眼鏡は必要ないと思っている方も多いと思いますが、その効果を体験すると、手放せなくなる可能性がありますよ!
<防振双眼鏡を使う意味>
防振双眼鏡を使う場面としてまず思い浮かぶのは、フェリーなどの船上で海鳥を見るシーンではないでしょうか。
船は揺れる=普通の双眼鏡だと像が安定せずしっかり見れない→防振双眼鏡を使う...
そう、たしかに船上で海鳥をしっかり観察するには、防振双眼鏡は必携なのですが、防振双眼鏡の活躍の場は船上にとどまりません。
たとえばタカの渡りを観察する際、そこそこの距離を飛翔するタカを双眼鏡で識別するのは難しいですね。
でも、像が安定する防振双眼鏡なら、細かいところまでよく見えるようになります。
タカの渡りを観察するのは見晴らしの良いところが多いので、風が強いシチュエーションも多いでしょう。
防振双眼鏡は足元の揺れだけでなく、風による双眼鏡自体の揺れも補正してくれるのです。
また、「本当は鳥見に望遠鏡も使いたいけど、重いし、三脚も含めた操作も難しい」と思われている方も少なくありません。
そんな方にも、防振双眼鏡をおススメします。
たとえば、双眼鏡をどこかに置いて覗いてみると、いままでと同じ倍率なのに、細かいところまでよく見えることに気づきます。
そう、倍率が低くても、とまった画像はストレスもなく、今まで以上によく見えるのです。
つまり望遠鏡を使えない方にも、より安定した画像を提供してくれる防振双眼鏡は便利だと思います。
このVCスマートには10倍と14倍がありますので、幅広く鳥見で使うなら10倍、船上での海鳥観察や、動き回るシギチ、遠くを飛ぶタカの渡りを見るような目的なら14倍をお選びになるとよいかと思います。
→ VCスマート 14×30 WP はこちら
ホビーズの観察会等で、防水仕様ではない前モデル(VCスマート 14×30)を高齢の方にお貸しすると、扱いやすさと安定した画像、高倍率の画像に喜ばれていました。
ただし、前モデルは防水仕様ではなかったこと、また電池がやや特殊で入手しづらく高価であったことなどから、積極的にお勧めしにくい状況でした。
今回の防水モデルの発売により、幅広い鳥見に防振双眼鏡が使える時代が到来したと思っています。