スワロフスキーATS/STS/ATM/STMシリーズ用の先進的な一眼アダプターです。従来の一眼レフ用アダプターと比較して、光学性能の向上はもちろんのこと、取り付け方法、操作方法が格段に進化し、扱いやすくなりました。
※カメラとの接続には、別途Tリングかコーワ「TSN-CM2各種」,「同キヤノンEOS用」、「TSN-CM3」のいずれかが必要となります。
【特長】
・スワロフスキースコープを、750~1800mm(f8.8~f21)、APO23mmは575~1,380mmの超望遠レンズとして使用できます。
・同梱の「DRSM」を予めアイピースにセットしておけば、TLS APOを付けた一眼カメラをワンタッチで取り付け可能。観察⇔撮影の切り替えがスムーズに行えます。
・カメラボディに取り付けた状態で、TLS APO23mmは23mmレンズとして、撮影が可能です。※TLS APO自身にピント調節機構はございません。
【仕様】
こちらは「TLS APO ATS/STS/ATM/STMシリーズ用」の商品ページです。
ATX/STX用はこちらです。
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対応スコープ |
TLS APO単体
での焦点距離 |
スコープと組み合わせた
場合の焦点距離※ |
TLS APO
[Xシリーズ用]
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Xシリーズ
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30mm |
ATX/STX 65:
750-1800mm f11.5-27.7
ATX/STX 85:
750-1800mm f8.8-21.2
ATX/STX 95:
900-2100mm f9.5-22.1 |
TLS APO 23mm
[Xシリーズ用]
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Xシリーズ
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23mm |
ATX/STX 65:
575~1,380mm f8.8-21.2
ATX/STX 85:
575~1,380mm f6.8-16.2
ATX/STX 95:
690~1,610mm f7.3-16.9 |
TLS APO
[ATS/STS/ATM/STM
シリーズ用]
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ATS/STS/ATM/STMシリーズ
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30mm |
ATS/STS/ATM/STM 65:
750-1800mm f11.5-27.7
ATS/STS/ATM/STM 80:
750-1800mm f9.4-22.5
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TLS APO 23mm
[ATS/STS/ATM/STM
シリーズ用]
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ATS/STS/ATM/STMシリーズ
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23mm |
ATS/STS/ATM/STM 65:
575~1,380mm f8.8-21.2
ATS/STS/ATM/STM 80:
575~1,380mm f7.2-17.3
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※カメラのセンサーサイズによって異なります。上記は35mmフルサイズの値で、APS-C規格の場合は約1.5倍、フォーサーズ・マイクロフォーサーズ規格の場合は2倍となります。
※使用可能なアイピースは「
25-50xW」と「20-60x(生産終了品)」となっております。
【センサーサイズごとのケラレ具合比較】
・TLS APO 23mm
※ATM 65 + 25x-50xW にて検証。Xシリーズも同じ傾向になります。
フルサイズはすべての倍率でケラレます。APS-Cでも広角から40xまではケラレが残ります。焦点距離的にもマイクロフォーサーズが最適です。
倍率 |
フルサイズ
ニコン D3S |
APS-C(DX)
ニコン D7000 |
M4/3
オリンパス EM-1markII |
Nikon 1
ニコン V1 |
25x |
575mm
ケラレあり |
862mm
ケラレあり |
1,150mm
ケラレなし |
1,840mm
ケラレなし |
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30x |
690mm
ケラレあり |
1,035mm
ケラレあり |
1,380mm
ケラレなし |
2,208mm
ケラレなし |
40x |
920mm
ケラレあり |
1,380mm
僅かにケラレ
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1,840mm
ケラレなし |
2,944mm
ケラレなし |
50x |
1,150mm
ケラレあり |
2,070mm
僅かに周辺減光 |
2,300mm
ケラレなし |
3,680mm
ケラレなし |
【使用方法】
大まかな取付方法をご紹介します。詳細は付属の取扱説明書をご参照下さい。
1.本体に付いている照準パーツを取り外し、付属のズームロックのリングを取り付ける。
2.ゴム目当てを取り外した接眼レンズを、スコープに取り付ける。
3.「DRSM」のインナーを取り付ける
4.「DRSM」のアウターを被せる
5.アイピースのゴム目当てをセットする。(この状態で観察も可能)
6.カメラボディにTリング(別売)とTLS APOを取り付ける。(この状態で30mmレンズとして使用可能)
7.TLS APOを固定するためのネジを緩め、5に差し込む。ネジを締めて固定する。
8.撮影!
※TLS APO(カメラ付)を外せば、写真のように、ズームロックレバーを下に引いて解除し、「DRSM」のアウターを回すことでズーム倍率を変更できます。
スコープへの着脱はネジ1本で行えます。
(上記写真のスコープはいずれもATXシリーズですが、着脱の仕組みは同じです)
カメラと反対側からのぞくと、レンズが見えます。
⇒スタッフブログではフィールドレポートもご覧いただけます。
「ATX85+TLS APO+OM D EM-5 フィールドレポート in 舳倉島!」