使い勝手のよさは、普通のビデオ雲台の比ではありません。
機械式ビデオ雲台は、真冬の北海道でも快適に使用可能!
▲ハーフボールではない、普通の三脚にも取り付け可能
〈寒冷地でも安定した操作性〉
機械式フリクション調整機能を搭載し、寒冷地でもスムーズな操作が可能。
フリクション調整は3段階+OFFの4段階で設定でき、撮影シーンに応じた最適な操作感を選べます。
※フリクションとは摩擦のことですが、イメージとして、動きの滑らかさ(粘り)と思ってください。
オフにすれば自由に動かせ、数値を上げていけば少しずつ押さえる力が働き、動きに粘りが出てきます。
BVシリーズなどのビデオ雲台にはないこの機能で、自分の意図する動きでカメラを操作することができます。
▲真冬の北海道でも使用できます
〈精密なカウンターバランス調整〉
従来製品と比べ、9段階+OFFの10段階に拡張されたカウンターバランス機能により、さまざまな撮影機材に対応。
これにより、使用機材に応じた精密な機材設定が可能です。
※カウンターバランスとは、前後のバランスを調整して偏りを調整する機能です。搭載する機材の前後の荷重に偏りのある時には反発力の強さを調整し、前後のバランスをとることができます。
▲使い慣れると、快適に操作できます
〈クイックリリースプレートは業界標準のアルカスイス互換を採用〉
写真業界では一般的になったアルカスイス互換を採用。
レンズフット等様々なアクセサリーに対応したビデオ雲台となっております。
〈クイックリリースプレートの取付方式に応じて選択が可能。〉
【FH-5】は、スクリューノブ式でのカメラ取付となっており確実なプレートの取付が可能。
一方【FH-5L】はレバー式となっており、スピーディにカメラの取付が可能となっています。応じた精密な機材設定が可能です。
▲手持ち撮影も多い方には、レバー式をおすすめします
〈2種類の三脚取付方式を採用〉
FH-5L,FH-5は75mmハーフボールでの三脚取付と、フラットベースの3/8インチネジ(太ネジ)での三脚取付どちらにも対応。
レオフォト製に限らず、いろいろな三脚に取付可能です。
※ザハトラーのFSBシリーズ雲台で使用するハーフボール式の三脚は水平出しが楽ですが、一般的なフラットベース三脚と比べて嵩張ります。
遠征の多い方、電車利用の方には、一般的なフラットべース三脚取り付けはありがたい機能です。

【 仕 様 】
▲プレートはアルカスイス互換です
<フラットベース三脚に取り付け、カメラとレンズを載せてみました>
まずは、三脚の雲台取り付けネジに、FH-5Lをねじ込んで固定します。
ちなみに三脚は、同じレオフォトのLS-324Cを使用しています。
▲一般的な雲台と同じく、ねじ込んで固定します
FH-5(L)はどの程度のレンズに対応するのかチェックするため、前後のバランスを取って雲台に固定し、カウンターバランスが機能するか前後に揺らしてみました。
ちなみにカウンターバランスとは、前後のバランスを調整して偏りを調整する機能です。
搭載する機材の前後の荷重に偏りのある時には反発力の強さを調整し、前後のバランスをとることがでるので、これが機能すれば使用できるかどうかの目安の一つになります。
試してみたのは、ソニーの α1+FE 600mm F4 GM OSS と OMSYSTEMのOM-1MkⅡ+M.Z.D. ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROです。
▲一回り以上、大きさや重さに差があります
まずは、α1+FE 600mm F4 GM OSを載せて、カウンターバランス6で前後に揺らしてみました。
https://youtu.be/gRjYxpowLiw?si=32ojnpYM7rqqnceL
→その結果、前後どちらかにおじぎしてしまいました。
各画像もYouTubeの動画にリンクしています。
▲カウンターバランス6では力不足
つぎに、α1+FE 600mm F4 GM OSを載せて、カウンターバランス7で前後に揺らしてみました。
https://youtu.be/7dyj4vbioHc?si=Z5AF2JFbHDE02p2K
→おじぎせず、水平を保とうとしました。
▲カウンターバランス7以上で機能しました
そして、OMSYSTEMのOM-1MkⅡ+M.Z.D. ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROを載せて、カウンターバランス6で揺らしてみました。
https://youtu.be/0tz43DM-eyU?si=bj-Kk3tfjZNlUD3X
→余裕でカウンターバランスが機能し、水平を保とうとしました。
▲カウンターバランス6でも余裕で機能しました
結論として、カウンターバランスだけで見ればロクヨンでも使用可能となりますが、全体のバランスや安定性などを考慮すると、ロクヨンにはFH-20や、ザハトラーFSB8 MkⅡの方が安心かと思います。
今回試したOMSYSTEMの150-400mmや、150-600mm、200-600mm,、200-800mm、300mmF2.8あたりがベストマッチの印象ですが、最近はレンズ自体が軽量化する傾向もあるので、遠征時の一時使用などでは、選択肢も広がりそうですね。
<大口径スコープでの観察やスマスコには効果抜群!>
大口径スコープを使用されている方は、一度は機械式のビデオ雲台を試す価値があると思います。
レオフォトだとBV-10などのビデオ雲台が人気ですが、FH-5は前後、左右の動きとも粘りの強さ(動きのスムーズさ)を調整できるので、その時々の状況や自身の理想の動きを再現することが可能です。
スコープに使用するにはやや重量がありますが、その使用感を体験すると、後戻りできないかもしれません。
FH-5は、動きのあるタカの飛翔の追跡、群れに混じるシギチの希少種探し、理想的な構図でのスマスコ撮影などで威力を発揮してくれるはずです。
ここれまでの機械式ビデオ雲台とは異なり、普通のフラットベース三脚に取り付けられますから、導入のハードルは低いはずです。
▲安定感も抜群です
▲最大パイプ径32mmくらいとの相性がよさそうです(LS324との組合せ)
<相性のよい三脚は?>
●三脚のタイプ
FH5L・FH-5は、75mmハーフボールの三脚、フラットベースの3/8インチネジ(太ネジ)の三脚、どちらにも取付けられます。
フラットベース三脚はネジの規格さえ合えばどのメーカーのものでも取り付けられると思いますが、せっかくなので、同じレオフォト製の代表的な三脚との組み合わせ例を紹介します。
①75mmハーフボールで固定するなら
→「LMサミットシリーズ」(センターポール付属なし)
②フラットベースで固定するなら
→レベリングベース機能がついた「LS-CEXシリーズ(センターポール付属なし)」
→構造もシンプルで安価な「LSシリーズ」(取外し式センターポール付属)
→フラグシップモデル「LQシリーズ」(センターポール内蔵に装着可能)
●三脚のサイズ
目安として、一番太い脚(パイプ)の直径が32mmか36mmあたりの相性がよさそうです。
例えば、レオフォトのLS-324Cという型番の三脚を例にとると、最初のアルファベットはLSシリーズ、32という数字は一番太いパイプ径が32mm、最後の数字の4は4段ということになります。
「LMサミットシリーズ」三脚
Leofoto(レオフォト) レベリングベース付3型カーボン三脚 LS-324CEX
Leofoto(レオフォト) レンジャーシリーズ 4段カーボン三脚 LS-324C
Leofoto(レオフォト) レンジャーシリーズ 5段カーボン三脚 LS-325C
<取寄せ>Leofoto(レオフォト) レンジャーシリーズ 5段カーボン三脚 LS-365C
<取寄せ>Leofoto(レオフォト) ハイエンドカーボン三脚 LQ-324C
<取寄せ>Leofoto(レオフォト) ハイエンドカーボン三脚 LQ-365C
どれを選ぶかは、それぞれのシリーズの特徴、そして上に乗せる機材の重さ、三脚を伸ばした時の伸長や全伸長(センターポール利用時)などを考慮して選ぶとよいかと思います。
組み合わせる三脚なども含めて、ホビーズにご相談ください。
<レバー式は機動性があっても間違って触って開き、プレートが落ちそう??>
FH-5Lのレバーはとっかかり部分が長く、間違って触るとロックレバーが開いてプレーとが落ちそうな不安を抱くかもしれません。
でも、付属の純正のプレートには脱落防止ピンがあり、ロックレバーが開いても、セキュリティロックボタンを押さないとプレートは外れません。
まずは、付属の純正のプレートを使うことをおすすめいたします。
またロックレバーは、六角レンチでクランプのロック圧力を調整することができます。
お使いのプレートの固定が緩いと感じた時には、締め増して調整しましょう。

▲誤ってレバーが開いたとしても、付属の純正プレート使用なら...

▲脱落防止ピンが溝にかかって脱落しません

▲思い切り前後にスライドさせてもピンが溝にかかります

▲付属の純正プレートなら安心です