コーワの双眼鏡や望遠鏡にiPhoneを取り付けて、
手軽にスマスコ撮影が楽しめます!
コーワの双眼鏡やスコープの接眼レンズ部に、iPhone7or8or SE(第二世代/第三世代)or iPhone 11 or iPhone 12 or iPhone 12pro を取り付けてデジスコ撮影が楽しめるフォトアダプターです。
スマホケースのアダプター本体のほかに、双眼鏡用とスコープ用(TSN-99/880/770シリーズ用)アダプターリング計2個のセットです。
スマスコのシステムは簡単ですが、初めての方は、当ページ後半を参照ください。
特長
双眼鏡やスコープに差し込むだけの簡単接続
コーワの双眼鏡やスコープの接眼部分に差し込むだけで簡単に接続でき、すぐに望遠撮影が可能となります。光軸調整などは不要です。
iPhone のカメラ機能を利用した望遠撮影が可能
双眼鏡やスコープで光学的に拡大した映像を、iPhone のカメラ機能を使って撮影することができます。拡大倍率は使用する双眼鏡や接眼レンズの倍率によって変わります。
(像の周辺が黒く陰る“ケラレ”が発生した場合は、iPhone上でピンチアップしてデジタルズームを使うことで回避できます。)
イヤホンをレリーズとして使用し、ブレを軽減した撮影が可能
iPhone に付属のイヤホンの「+」「-」ボタンでシャッターを切ることができます。
望遠撮影におけるブレ軽減に大変有効です。
フォトアダプターの種類
バリエーション欄でお手持ちのiPhoneに対応したフォトアダプターをご選択し、ご注文ください。
※iPhone 11Proや iPhone 11Pro Max、iPhone 12Pro Max等には対応しておりません。
TSN-IP7 (販売終了)
iPhone 7 / iPhone 8 / iPhone SE(第2世代/第3世代)用 ※iPhone 7 Plusには非対応です。
TSN-IP11
iPhone 11 用
TSN-IP12
iPhone 12 用
TSN-IP12pro
iPhone 12pro 用
対応スコープ
以下のスコープには、本アダプターおよび本アダプター付属のアダプターリング(大きい方)を使用します。
TSN-99/880/770シリーズ(対応アイピースはTE-11ZⅡ/TE-80XWのみ)
本アダプター+アダプターリング(本アダプター付属の大きいリング)
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以下のスコープには、本アダプターの他に、別売のアダプターリングが必要です。
・TSN-660/600シリーズ(対応アイピースはTE-9Z/TE-14Wのみ)
20-60倍ズーム接眼(TE-9Z)使用時:本アダプター+アダプターリング「TSN-AR66Z」
30倍ワイド接眼(TE-14W)使用時:本アダプター+アダプターリング「TSN-AR66HL」
・TSN-550シリーズ
本アダプター+アダプターリング「TSN-AR66Z」
・TSN-500シリーズ
本アダプター+アダプターリング「AR-500A」
初めてのスマスコ講座
なんだか難しそうなスマスコですが、実は仕組みも撮影も簡単なんです。
<システムの基本>
スマスコのシステムを分けると、①スコープ+アイピース(接眼レンズ)、②アダプターリング、③フォトアダプター、④iPhone本体...の4つのパートに分けられます。
①スコープ+アイピース(接眼レンズ部)は、いつも観察にしている部分です。
②アダプターリングは、④iPhone本体をセットした③フォトアダプターをスコープのアイピースにはめ込むためのリングです。
スコープによってアイピースの大きさ(径)が異なるため、③フォトアダプターを①スコープに取り付けるには、それぞれのアイピースの径に合わせた②アダプターリングが必要になるのです。
・コーワ TSN-IP5/IP6/IP7専用アダプターリング各種(TSN-500AR除く)
・コーワ TSN-IP5/IP6/IP7専用アダプターリング TSN-AR500
③フォトアダプターはiPhone7と8の方はTSN-IP7、iPhone11の方はTSN-IP11、iPhone12の方はTSN-IP12、iPhone12proの方はTSN-IP12proを選ぶことになります。
④iPhone本体は、③フォトアダプターが対応しているiPhoneのみ利用可能です。古い機種(メーカー在庫があるかもしれません)、少し大きなサイズのiPhoneプラスなどには対応していません。
ということで、システムの基本が分かったら(あまり分からなくても)、スコープの種類ごとに詳細を見ていきましょう。
〈TSN-500〉
TSN-500は、対物レンズ径が50mmのTSN-501(傾斜型)や502(直視型)のスコープを指します。
TSN-501か502をお持ちの方は、②アダプターリング(AR-500A)、お使いのiPhoneに合わせた③フォトアダプター、④iPhone本体が必要になります。
〈TSN-550〉
TSN-550は、対物レンズ径が55mmのTSN-553M(傾斜型)や554M(直視型)スコープを指します。
TSN-550には、TSN-660M/600スコープ用のTE-9Zという接眼レンズが最初から付いているため、結果的に、TSN-660M/600スコープと同じアダプターを使用します。
TSN-553や554をお持ちの方は、②アダプターリング(AR-66Z)、お使いのiPhoneに合わせた③フォトアダプター、④iPhone本体が必要になります。
〈TSN-660M/600〉
TSN-660Mは、対物レンズ径が66mmのTSN-663M(傾斜型)や664M(直視型)のスコープを指します。
TSN-600は、対物レンズ径が60mmのTSN-601(傾斜型)や602(直視型)などのスコープのシリーズで、現在は販売されていないTSN-603(傾斜型)や604(直視型)も含まれます。
この2つのシリーズは接眼レンズが共通のため、同じアダプターを使用します。
TSN-663や664、604などをお持ちの方は、②アダプターリング(TE-9使用時はAR-66Z、TE-14WD使用時はAR-66HL)、お使いのiPhoneに合わせた③フォトアダプター、④iPhone本体が必要になります。
〈TSN-99/880/770〉
TSN-99は、対物レンズ径が99mmのTSN-99A(傾斜型)や99S(直視型)のスコープを指します。
TSN-880は、対物レンズ径が88mmのTSN-883(傾斜型)や884(直視型)のスコープを指します。
TSN-770は、対物レンズ径が77mmのTSN-773(傾斜型)や774(直視型)のスコープを指します。
この2つのシリーズは接眼レンズが共通のため、同じアダプターを使用します。
TSN-99や884、774などをお持ちの方は、②アダプターリング(③フォトアダプターに付属する大きな方のリング)、お使いのiPhoneに合わせた③フォトアダプター、④iPhone本体が必要になります。
このシリーズの②アダプターリングは③フォトアダプターに付属しているリングを使用するため、他シリーズのスコープを使ったシステムのように、別途購入する必要はありません。
~Hobby'sスタッフ的注目点!~
見口ゴム部分にはめ込むだけで大丈夫?と思いきや、スコープ用、双眼鏡用それぞれのアダプターリングの内側には不織布が張ってあり、見口部分にすっぽりと被せるだけで予想以上にしっかりと固定出来ます。