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Hobby's Staff Report
  vol.9 
 

読売旅行主催 「立山・室堂ライチョウツアー」 報告




Hobby'sのスタッフは全員がバードウォッチャーであり、デジスコユーザーです。
当然、休みにはフィールドで観察や撮影を行っておりますので、恥ずかしながら、その成果を交代で報告させていただきます。

デジスコだけでなく一眼やビデスコ、探鳥地など、ご不明の点がありましたら、遠慮なく問い合わせ下さい。
問い合わせ先  info@hobbysworld.com




メルマガやHP上で紹介させていただいた読売旅行主催「立山ライチョウツアー」ですが、お陰様で天候にも恵まれ、ライチョウをはじめとする高山の鳥達を堪能することができました。

その時の模様を簡単に報告させていただきます。

期日は6月24,25日の2日間、季節は梅雨の真っ最中。さらに天気予報は”曇りから雨”の予報とあっては、参加者の期待はそれほど大きくない様子でした。
しかし高速を降りて大町に近づき、その時点の室堂の天気を聞いてみると、なんと”快晴”と言うではありませんか。
一同は息を吹き返したように期待に胸を膨らませ、はやる気持ちを抑えながらアルペンルートを進みます。

途中は黒部湖をはじめ、行く先々で素晴らしい景観を楽しむことができました。

さて目的地の室堂は.....、やった〜、先ほど電話で確認したとおり”快晴”です。
そして、駅から表に出た途端にイワヒバリのお出迎えに歓声があがりました。
ならば、「今日見られる鳥は確実に見ておこう」と考え、荷物を宿の部屋に置くと、すぐに観察開始です。
時計はすでに午後4時を過ぎてましたが、ライチョウやカヤクグリも無事にゲットし、ほっとして食事に帰りました。

時間通りに食事を始めようとしたメンバーはビールで乾杯しましたが、参加者の何名かがまだ席に着いてません。
「お風呂かな...」と思っていると、「ライチョウのオス・メスが宿のすぐ前に居て、目の前で撮り放題です」と興奮して帰ってきました。
そしてその写真を見せられたら、食事どころではありません。
何名もがカメラを持って食堂を飛び出し、夕暮れ時のライチョウを堪能することができました。
無理に追い回す必要もなく、何を思ってかこちらに近づいてくるライチョウは、それはそれは愛おしいものでした。

翌日も晴天で、朝探からライチョウやイワヒバリ、カヤクグリなどを堪能し、午前中はそれぞれのペースで高山の鳥や植物を楽しみました。

梅雨時ということで天候の心配がありましたが、参加された皆さんの願いが届き、今回は充実したツアーとなりました。
バードウォッチングツアーは初めてという読売旅行さんも鳥見の素晴らしさを感じて頂いたようで、次回は「秋の伊良湖・タカの渡りツアー」を計画しようと相談しています。

今回、参加していただいた皆さま、ありがとうございました。
次回の伊良湖も場所を絞ってのんびりとやりたいと思いますので、どうぞまたお出かけ下さい。

鳥見も始めたばかり、これから始めてみようという方も、どうぞお気軽にご参加下さい。
鳥の見つけ方、識別や撮影の手法のみならず、双眼鏡の使い方や図鑑の見方からでもレクチャー致します。
また現地ではあまり連れ回さず、皆さんのペースで鳥見や撮影が楽しめる時間を多く作りたいと思いますので、撮影を主目的とする方も、お気軽にご相談下さい。

機材:Canon EOS D30 + Canon EF 400mm F5.6 & Nikon ED2 + Turbo Adaptor 30倍 + Sony W7

今回の担当は吉成でした。

ライチョウ

(室堂)


左・右:ライチョウのオス  中央:室堂の景観(中央手前はみくりが池)

ライチョウは同一個体です。
みくりが池の周りにも残雪が多く、周遊の1/3ほどは雪が残っているようです。
みくりが池温泉から半径300mほどで、オスを7〜8個体観察することができました。メスは抱卵している個体が多いようで、観察されたのはわずか1個体だけでした。

室堂の景観をご覧下さい。梅雨の合間の”快晴”でした。
雷鳥
左・右:ライチョウのオス

”まったく人を気にしないなあ...”と思って観察していると、一般のハイカーや観光客も立ち止まってライチョウを観察しはじめます。
するとやはり気になるのか、ちょっと草むらに入って一休み。
しかしすぐに出てきて、さっきより近寄って来たりして...。個体数の減少が危惧されてますが、じつに愛おしい鳥です。



雷鳥
左・右:ライチョウのオス

日没が近づくと、より大胆に目立つところに現れました。
左右とも、宿の玄関から数メートルの距離に立ってたものです。
この後、近くに現れた別のオスを追い払うように飛翔し、再び戻ると玄関前の草地でエサをついばみ、暗くなる寸前にハイマツの中に帰っていきました。

雷鳥
左・右:ライチョウのオス

右は初日の夕方、宿の玄関前でエサをついばんでいた時の様子です。
日没も近いので、全体的に赤っぽくなってしまいましたね。
左は2日目の早朝ですが、この写真、なんとコンパクトデジカメ(ソニーW7)単体で撮影したものです。
めいっぱいズームしましたから、35mm換算で約110mmで撮影したと思って下さい。もちろん、トリミングしてません。
高山の小鳥
左:イワヒバリ  右:カヤクグリ

どちらも地味な色合いの小鳥ですが、イワヒバリの方が大きく、頭部はグレーで褐色とのコントラストが目立ちます。
一方、カヤクグリは小さくて全体的に褐色の小鳥で、くちばしが黒く細いのが特徴です。

今年は残雪も多く、おもに地表で活動していたイワヒバリは、局地的に集中して観察される傾向がありました。
いずれにしても、両種ともライチョウ同様に人を怖がらない(というより意識しない?)愛くるしい小鳥でした。
Hobby's Staff Report バックナンバー
vol.1新潟県瓢湖 vol.2 愛知県伊良湖岬 vol.3 台湾・金門島 vol.4 東京〜小笠原〜硫黄島クルーズ
vol.5 冬の今津 vol.6ケアシノスリ&浮島周辺の鳥 vol.7手賀沼&コアジサシ営巣地
整備作業ボランティア参加報告
vol.8 春の都市公園