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Hobby's Staff Report vol.4

「東京〜小笠原〜硫黄列島クルーズ」

Hobby'sのスタッフは全員がバードウォッチャーであり、デジスコユーザーです。
当然、休みにはフィールドで観察や撮影を行っておりますので、恥ずかしながら、その成果を交代で報告させていただきます。
デジスコだけでなく一眼やビデスコ、探鳥地など、ご不明の点がありましたら、遠慮なく問い合わせ下さい。
問い合わせ先  info@hobbysworld.com


今回は遅ればせながら2005年9月の9日〜14日に行なわれた東京〜小笠原〜硫黄列島クルーズの様子を
「船&海鳥&デジスコ初心者」の続(ツヅキ)がお伝えしようと思います。


はじめて体験した「船からの鳥見」は、慣れ親しんだ「いつもの鳥見」とは全く異なる世界でした。
右も左も分からない状態の私でしたが、ご一緒させていただいた大ベテランの方々に
鳥を見る目や、船上での過ごし方など山ほどアドバイスをいただき、大変助かりました。
またこのクルーズは今回で3年目だそうですが、今年は例年になく海が静かで、
クルーズ全体として確認された鳥の種数は少なめだったようです。(船初心者の私にはありがたい限りでしたが・・)

まだまだ寒さが厳しい日が続きますが、南の海の鳥達の姿で少しでもリフレッシュしていただければと思います。
そして是非今年は、皆さんも夏の海原へとおでかけになってみてはいかがでしょうか?

〜撮影機材〜
カメラ:Canon D60 レンズ:EF500IS(+1,4倍テレコンバーター)など
今回の担当は続・吉成でした。

スケジュール
↑クリックで拡大します
1日目 10:00東京竹芝桟橋出発
初日にしてアオツラカツオドリが出現!
2日目 11:30に父島到着。→小型船をチャーターしカツオドリの繁殖地、南島へ!
途中ウミガメやイルカに遭遇し、大興奮。
→父島着。19:00硫黄列島へ出発
3日目 6:00南硫黄島沖→硫黄島→北硫黄島の順に回る。とても日本とは思えない光景にただただ唖然・・→19:00父島着。
久しぶりに陸地で眠る。地面が揺れている感覚が抜けず、常にふらふらしている。
4日目 母島丸で母島へ!メグロ&アカガシラカラスバト探し。
歩きつかれて死んだように眠る。
5日目 昨日のリベンジとばかりに、早朝からアカガシラカラスバトを粘るも出会えず・・。 
再び母島丸で父島へ→14:00東京へ出発
6日目 15:30東京竹芝桟橋到着・解散

アカエリヒレアシシギ
水面で採餌する様子が有名な本種ですが、遠くを飛ばれると識別に苦労します。ハイイロか、アカエリか!?写真判定の結果アカエリと判明・・なんていうことも。海面近くを数羽でジグザクに飛翔します。
アナドリ
オオミズナギドリやオナガミズナギドリについで多く観察されました。全身黒褐色で、慣れるまではなかなか見つけられません。晴れた日ならば、光を反射してキラキラと光る翼下面が目印になりました。
オオシロハラミズナギドリ
識別が難しいと言われるミズナギドリ類のなかでも、頭と上面の黒褐色部がつながっていない(白い襟があるように見える)という特徴があり、比較的識別しやすい種です。
オオシロハラミズナギドリ
(左と同一個体)
酔い止めを飲もうとほんの3分ばかり船内に入り、戻ってみると「今オオシロハラ目の前飛んだよ」
「ええぇ!」
クルーズの怖さはこんなところにあります。
アオツラカツオドリ
「アオツラアオツラッ!」船上に叫び声が響いたかと思うと、船のすぐ傍を悠然と飛翔し、追い抜いていきました。クルーズ3年目にして初めて確認されたそうで船上は大騒ぎ。初クルーズ初日にしてすごい体験をしてしまいました・・。
アカアシカツオドリ
なんと船のマスト頂に止まるという愛想の良さ!この個体の他にも父島〜東京航路では翼に褐色味の残る若い個体を含め、全部で3個体が同時に確認されました。
カツオドリ
南島では手の届きそうな距離をビュンビュンと飛翔し、父島〜東京航路では船に併走するように見事なダイビングを見せてくれました。真っ青な海と空をバックに、水面に見え隠れするトビウオめがけて突っ込んでいく姿は圧巻。
クロアジサシ
図鑑で最初に見たときは、なんてモダンな鳥だろうと思ったものです。キラキラ光る海面をバックに額をシルバーに輝かせ飛ぶ姿がとてもかっこよく、男前です。識別出来るか心配していたヒメクロアジサシは今回確認がありませんでした。
       アカオネッタイチョウ  
アカオネッタイチョウとシラオネッタイチョウは硫黄列島クルーズの際に観察出来ます。(毎年船内で販売される硫黄島ツアーTシャツもアカオネッタイチョウ柄。シンボルマーク的存在です。)船の近くまで飛んで来てくれました。
アカオネッタイチョウ
シラオにくらべアカオの赤い尾は遠くからでは中々見えません。それでもスコープで懸命に追ううちに、背景や光のわずかな具合で赤い尾が見えた時(まさに写真の状態)は思わず「見えたッ!」と一人で興奮してしまいます。
シラオネッタイチョウ
撮影してみると、その名の通り白く伸びた中央尾羽や、特徴である翼上面の逆八の字の黒斑もしっかり確認出来ます。シラオはアカオよりずっと数が少なく、主に北硫黄島周辺でのみ観察されました。
メグロ
母島と言えばメグロ。島内では以外に簡単に観察できます。メジロに混じっていることが多いですが、メジロよりも体格は少し太めで、声もメジロより低く、もの悲し気に聞こえました。


Hobby's Staff Report バックナンバー
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