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三脚・雲台の選び方

スコープや一眼レフを使っての観察・撮影に欠かせない雲台&三脚ですが、「何を選んだらいいかわからない!」という声が多く聞かれるアイテムです。ここではポイントを押さえて、最適な一台を見つける方法をわかりやすくご案内します。

■ そもそも「三脚」「雲台」ってなに?
「三脚」とは・・・
3本の脚をつっぱり、望遠鏡やカメラを支える部分

「雲台(うんだい)」とは・・・
三脚とスコープの間に位置し、スコープの向きを変えたり、固定したりするための部分
三脚と雲台はセットで販売されている場合もありますが、用途に合った三脚と雲台それぞれを購入し、組み合わせて使用するのが一般的です。

■ 乗せる機材の重さ、支える側の耐荷重が重要
三脚・雲台選びでは、組み合わせる望遠鏡やカメラとのバランスを考慮することが大切です。

重要な目安となる数値が、望遠鏡やカメラの「重量」と、雲台・三脚の「耐荷重」です。
右のイラストのように、大きな望遠鏡に華奢な三脚・雲台を使用すると、せっかくの光学性能が発揮されないばかりか、転倒の危険性も高まります。
 

■ 選び方シミュレーション
① まずは雲台を選びます 
雲台に載せる機材の総重量が、雲台の耐荷重÷2の範囲に収まるようにする
 
② 続いて雲台の重さも加味して、三脚を選びます 
雲台を含めて三脚に載せる機材の総重量が、三脚の耐荷重÷2~3の範囲に収まるようにする
 

■ 三脚選びのチェックポイント
 高さ 
楽な姿勢で観察できる三脚の高さは、自分の身長-30~35㎝が目安となります。もちろん、常に座って使用することを前提とした場合は通常よりも高さが必要ありませんし、傾斜型のスコープの場合は、同型の直視型よりもやや低い三脚ですみます。
ここで言う高さとは、エレベーターを含めない高さですが、エレベーターを伸ばした状態の高さが併記されている場合もありますので、注意が必要です。
 
 素材 
三脚の素材には、大きく分けて「アルミ製」と「カーボン製」があります。
≪カーボン製三脚≫
軽く、剛性(振動吸収)にも優れるが、値が張る。
≪アルミ製三脚≫
一般的にカーボンよりも重く、剛性(振動吸収)で劣るものの、手頃な価格。
使用感を追求するのならばカーボン製をおすすめしたいところですが、最近は軽量化が図られたアルミ製も出てきています。鳥見スタイルやご予算に応じた選択が大切です。
 
 段数と縮長 
バードウォッチングに使用する三脚の多くは、同じような仕様で、3段タイプと4段タイプが用意されています。
≪3段タイプ≫
より安定感があるが、縮長は長め。
≪4段タイプ≫
一番下の脚が細くなるため、3段タイプよりもやや華奢な印象だが縮長は短くなる。公共交通機関での移動時に便利。
 
 脚の固定方式 
三脚は足を伸ばしたり縮めたりして高さを固定しますが、固定部分には「ナット式」と「レバー式」の2タイプがあります。
≪ナット式≫
2本の脚の重なり部を覆うリングを回して固定するタイプのもの。故障が少ないと言われる反面、慣れないうちは締め加減が難しいという声も。
≪レバー式≫
レバーの開け閉めの2段階だけで操作するタイプのもの。レバー部分が邪魔になるという声もある反面、簡単・確実なワンタッチ操作は初心者にも安心。
 

■ 雲台選びのチェックポイント
 三脚取り付けネジの規格
雲台と三脚はネジ1本で接続されています。
このネジには、国内メーカーが採用している1/4インチネジ(通称細ネジ)と、海外メーカーや国内の一部の大型製品で採用されている3/8インチネジ(通称太ネジ)の2つの規格があります。
同じ規格同士を組み合わせるのが基本ですが、三脚側が細ネジ、雲台側が太ネジの場合は「止めネジアダプター」で対応できます。
 
 カウンターバランスの有無 
カウンターバランスとは、「水平を保つ機構」のことで、この機構が搭載されている雲台には、一方にかかった荷重に対して反発するバネが内蔵されています。
通常、雲台を傾けた状態で手を離せば、傾けた方向に倒れて行きますが、カウンターバランスが搭載されている機種では、手を離してもそのままの状態(角度)でぴたりと止まることができます。
これが、デジスコではチャンスに素早くシャッターを切れることに繋がったり、重量級の一眼レフの場合には、腕の負担を和らげてスムーズな動きに繋がるのです。
 
 クイックシューの形状、種類 
多くの雲台には、スコープやカメラをワンタッチで着脱できる「クイックシュー式」が採用されています。さらに最近では、機材の前後バランスの修正に便利なロングタイプのクイックシューが増えています。
スコープの後方に荷重がかかるデジスコや、超望遠一眼レフ用の雲台購入に際しては、雲台に付属しているクイックシューの形状や、オプションでロングタイプが用意されているかなども確認しておくと良いでしょう。
写真上:ビデオ雲台G2180付属のクイックシュー
写真下:別売りのスライドプレート(ロングプレート)を組み合わせた状態
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