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HOME»  Markins(マーキンス)雲台のご紹介
Markins(マーキンス)社は、1997年に設立された韓国ソウルに本社を置く自由雲台の専門メーカーです。

機械工学を専門とするカメラマンだった設立者(現社長)は、雲台の故障により撮影できないという状況を何度か経験したことから、トラブルの無い自由雲台を開発しようとマーキンス社を立ち上げました。

独自の研究開発とさまざまな条件下でのフィールドテストを繰り返し、それまであたりまえのように考えられていた自由雲台の重さを、耐荷重を維持しつつ約半分程度に抑えることに成功。一躍世界中のカメラマンの注目を浴びます。

結果、ドイツの写真誌「NaturFoto」「ColorPoto」、ロシアの「Foto&Video」誌で、“最高の自由雲台”に選定されたほか、韓国のデジタル・カメラマガジン誌では、他社の自由雲台と徹底比較テストの結果“最高”の評価を受けています。

日本においては、まだまだ知名度が低いものの、動物写真家の福田幸広氏、野鳥・航空写真家の中野耕志氏など、数々のプロカメラマンに愛用されています。
 
 
【素材】
マーキンスの製品には、航空機用素材と特殊エンジニアリング素材が使われているため、コンパクトで非常に軽く、最高の強度を備えています。さらに、硬質アルマイト仕上げを施しているので、高い耐磨耗性と美観も備えています。

【構造】 
マーキンスの自由雲台は常にボールを重力方向にのみ固定する幾何学的形状で構成されているため、軽く操作するだけでボールを正位置に固定・調整が出来ます。
また、潤滑油を補充しなくても使い続けることのできる優れた耐久性も兼ね備えています。

【モノづくり】
マーキンスでは、自由雲台の振動を抑止するために、超精密レーザー振動計測器を使用し、0.001mmの精度で振動特性を計測しています。得られたデータをもとに、製品の性能テストと研究開発が日々進められています。
その精度の高さは職人技(Craftsman Ship)によって実現していることは言うまでもありません。
 
マーキンス雲台の一番の特徴であり、一般に風景写真向きと言われる自由雲台を、野鳥撮影に最適なものに進化させる要が、「BV-HEAD」と呼ばれるコルセットのような部品。
360°動き回る自由雲台に「BV-HEAD」を組み合わせることにより、左右へ首を振る動きが制限され、水平・垂直の動きだけが生かされた、まるでビデオ雲台のような操作感が生まれます。
一方で、本来自由雲台が得意とする、キビキビとした動きと確実な止まりは健在です。
もちろん、「BV-HEAD」を外せば、通常の自由雲台として使用することも出来ます。
 
マーキンス製の自由雲台とBV-HEAD、プレート類、三脚があればシステムは完成します。
プレートは、最もシンプルな「レンズプレート」のほかに、レンズにもともと付属している三脚座ごと取り換えてしまう「レンズフット」、レンズフットに鏡筒を固定するためのリングを組み合わせた「リングプレート」の3種類があり、後者ほど振動抑制効果は高くなります。
いずれもアルカスイス規格なので、お手持ちのプレートがある場合は、それを活かすことも出来ます。

三脚への取り付けは、シンプルな3/8インチネジ(太ネジ)ですので、トッププレート式の多くの三脚にねじ込むだけで装着できます。
 
【雲台】
直径44mmのボールを搭載するBV14SET(旧BV12SET)と、直径48mmのボールを搭載するBV24SET(旧BV22SET)があります。
メーカーではどちらもブラックのみの展開ですが、本来雲台単品の設定しかない“レッド”の格好良さに惚れたHobby'sでは、各々にレッドのセットもご用意しました。

600mmF4や800mmF5.6といった超望遠レンズの場合、小型のBV14SETでも全く問題無く“止める”ことはできますが、よりスムーズな動きを求めるのであれば、BV24SETの方が向いているといえます。300mmF2.8、100-400mmズーム、200-500mmズームといったレンズをメインで使うのであれば、BV14SETの方が軽量で、性能も十分でしょう。

ちなみに、現状ではパンハンドルが取付られない為、スコープでの観察やデジスコには向いていません。
 製品名 雲台 BV-HEAD 重量 耐荷重量 ボール
直径
ベース
直径
レンズ適合

BV14SET レッド

Q10iQレッド


BV12
724g 45kg 44mm 62mm
300mmF2.8
100-400mmズーム
200-500mmズーム
150-600mmズーム
500mmF4
600mmF4
800mmF5.6

BV14SET ブラック

Q10iQブラック

BV24SET レッド

Q20iQレッド


BV22
781g 50kg 48mm 68mm
300mmF2.8
100-400mmズーム
200-500mmズーム
150-600mmズーム
500mmF4
600mmF4
800mmF5.6

BV24SET ブラック

Q20iQブラック
BV14SET と BV24SET の比較
※写真は旧型のBV12SETとBV22SETですが、大きさは変わりありません。
〔斜め前方から〕
左:BV22SETレッド、右:BV12SETブラック
〔後方から〕
左:BV22SETレッド、右:BV12SETブラック
 
 【プレート】
最もシンプルな「レンズプレート」のほかに、レンズにもともと付属している三脚座ごと取り換えてしまう「レンズフット」、レンズフットにピントリング前側を固定するためのリングを組み合わせた「リングプレート」の3種類があり、後者ほど振動抑制効果は高くなります。
マーキンスのプレートはすべてアルカスイス規格なので、同規格のプレートをすでにお持ちの方はそれを活かすことができます。お持ちでない場合は、上記のいずれかを準備する必要があります。
お使いになるメーカー・レンズによって適合する商品が異なりますので、ご注意ください。
以下に代表的な適合をご紹介しますが、ここに無いレンズ情報はメーカーサイトで確認いただけます。
  レンズ レンズプレート
レンズフッド
リングプレート
キヤノン EF 100-400mm f/4.5-5.6L IS II USM PC14 - -
EF 300mm F2.8L IS PL75 - -
EF 400mm F2.8L IS II USM PL15N LC60N RC40SET
EF 500mm F4L IS II USM PL12N - -
EF 600mm F4L IS II USM PL15N LC60N RC60SET
EF 800mm F5.6L IS II USM PL15N LC60N -
ニコン AF-S NIKKOR 300mm f/2.8G ED VR II PL90 LN30 -
AF-S 200-500mm F5.6E ED VR PL85 - -
AF-S 400mmF2.8G ED VRII PL15N LN60 RN60SET
AF-S NIKKOR 500mm f/4E FL ED VR PL12N LN60 -
AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR PL15N LN60 -
AF-S 800mmF5.6E FL ED VR PL15N LN60 RN80SET
 
では、“究極のビデオ雲台”であるザハトラーと比較した場合、どちらが野鳥撮影に向いているのでしょうか。
これは一概には言えず、機材に求めるものや撮影スタイルによって異なります。
  優れているところ 有利な場面 短所
マーキンス
・ザハトラーよりも1kg以上も軽量コンパクト

・シンプルな構造で衝撃による故障とも無縁
・野鳥を探しながら、望遠レンズ一式を抱えてフィールドをアクティブに歩き回る撮影

・海外などへの遠征が多い撮影
・ザハトラーのようなジワジワとした重い動きにできない
ザハトラー
・粘り調節ダイヤルで好みの粘り具合に細かく調整できる

・パンハンドルが付けられる
・ジワジワッとした粘りのある動きが必要な動画撮影

・流し撮りを多用する静止画撮影
・大きく重い

・精密な内部構造のため衝撃に弱い

左:マーキンスBV12SET、右:ザハトラーFSB6T
 
Q ボール固定ノブが手前にあり、使いづらいのですが・・・
A ボール固定ノブを前後逆(ノブが対物レンズ側にくる向き)にセットすることもできます。
通常の取付スタイル
手前にメインノブがあるので、動作がやや窮屈。
メインノブを対物レンズ側にするスタイル
ピントリングとメインノブの操作を左手にまかせ、右手をシャッターレリーズに専念させることができる。

Q リミットダイヤルの機能と使い方がわかりません
A 【機能】
リミットダイヤルは、ボール固定ノブの可動範囲を制限し、雲台の縦方向の動きを制御する機構です。これにより、

・ボール固定ノブの緩め過ぎ(不意にガクンとお辞儀してしまう)を防ぎます。
・使用頻度の高い範囲だけを使うので、固定や調整がよりスピーディに行えます。
 
  【使い方】
1.望遠レンズを載せて上下(縦)方向に軽くフリフリしながら、ボール固定ノブ(メインノブ)を少しずつ時計まわりに回して行く。⇒少しずつ動きが重たくなる。
2.水平の状態で手を離しても雲台が動くことなく、しかし少し力を加えると動く程度の位置を探る。
3.見つかったら、リミットダイヤル を指の腹や爪で目一杯まで時計まわりに回す。⇒すると ボール固定ノブ(メインノブ) がその位置より反時計まわり(緩める方向)に回せなくなる。
 

Q なぜBV-HEADには、“ストッパー機能(脱落防止ピン)”がついていないのですか?
2017/2/27追記:「BV14SET」「BV24SET」には、新たに脱落防止ピンが設けられました。
 日本側からの強い要請が本国に伝わった形です。
  メーカーではBV-HEADを開発するにあたり、ピンをどうするかについてモニタリングを繰り返し、ピンがないほうが良いという結論に至った経緯があります。

BV-HEADは、重心を探るためにプレートをスライドさせることが多くなります。この時にストッパーピンがあると、プレートの裏面の凹凸にピンが引っかかってしまうため、場合によっては一度プレートを外して重心を移動させる必要が出てきます。
そもそも落下事故の多くはピンとは関係ない場合がほとんどで、例えば、プレートの片側だけしか溝に入っていないことに気づかないままクイックシューを閉じ、そのまま手を離してしまう、といった事例が報告されているそうです。
こうした現状と、「機材がしっかりと固定されているのかを、その都度確かめるのが最善の安全策」という考えのもと、BV-HEADは“あえてストッパー機能がない”仕様になったと言うわけです。

 
 

Q パンを反時計回りにまわすとブレーキが掛かるのはなぜですか?
2017/7/8記
  以前のロットでは、パン固定ノブをゆるめた状態で左もしくは右に回すと、そのままクルクルと回っていました。

最近のロットでは、固定ノブをゆるめた状態で反時計(左)回りに回すとすぐにブレーキが掛かるようになっています。時計(右)回りは今まで通りの動きです。
これは設計通りの動きで、不具合というわけではありません。

変更の理由は、パンニングの安定性向上のためで、これによってパン固定ノブをゆるめた状態でも締めた状態と同様の制振性能を発揮するようになりました。

基本的なパンニングノブの使い方は、固定するか緩めるかのどちらかで、適度なトルクをかける使い方には適しておりません。

とくに500mm、600mmといった長玉レンズの場合、反時計(左)回りに回した際、雲台ごと回ってしまう恐れがございます。しっかりと三脚に固定するようにして下さい。ホームセンター等で売っているラバーベルトレンチなどを使用すると、より効果的です。
 
 
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