解説:安西英明
絵:谷口 高司
発行:財団法人 日本野鳥の会
大きさ:17.2×10.5cm
ページ数:64ページ オールカラー
発行年月日:2013年5月
【入門には薄い図鑑がお薦めです】
鳥を見始めたばかりという方にこの図鑑をお薦めする理由は、身近な野鳥を中心に「限られた種しか取り上げていない」ことで日本の代表的な鳥を把握出来るからです。
また鳥の識別には声も重要な手がかりとなります。本書は鳴き声のCD「
CD声で分かる水辺の鳥 北や南の鳥」が連動して発売されており、その他別売りの「
鳴き声タッチペン」をご使用いただくとワンタッチで声が再生できるようになりました
【情報量の多いハンディタイプにステップアップ】
本書に慣れてきたら、「フィールドガイド日本の野鳥」や「鳥630図鑑」「山渓ハンディ図鑑 日本の野鳥」などの情報量の多いハンディタイプの図鑑にステップアップしましょう。
また入門者と言えどもベテランの方に案内して貰う機会が多い方などは、はじめから薄い図鑑とこれらを用意された方が良いでしょう。現地で覚えたことを図鑑で確認することが鳥を早く覚える近道ですからね。
【特徴】
◎改訂により、分類は2012年9月発行の『日本鳥類目録 改訂第7版(日本鳥学会)』に準拠しました。
◎解説は、新しい知見を取り入れて更新。イエスズメなどのイラストを追加しました。
●日本の身近な環境で観察出来る山野の野鳥約160種が環境別に掲載されています。
●イラスト図鑑の特徴として似たような種が同じポーズをして描かれ、識別ポイントがよりわかりやすいということが挙げられます。
●各種の代表的な識別ポイントが文章でも明記され、イラストに矢印で示されているものもあります。
●一般的に図鑑は“分類順”で掲載されていますが、本書は「水辺の小鳥(河川・水田・海岸・芦原」「泳いでいる鳥」、「歩いている鳥」「飛んでる鳥」、という分け方をされているので「なんの仲間なか」、が分からなくても、調べたい鳥が探しやすい内容になっています。
●野鳥に親しむ方法や見分け方、環境や形態、飛び方の違いなどバードウォッチング入門をサポートしてくれる解説も充実しています。
●薄さ5mmで携帯にも便利です。
●別売りの鳴き声タッチペンで掲載種の声を聞くことができます。
【関連商品】
●姉妹編の「
新・山野の鳥改訂版」」と合わせて使われることをお薦めします。
●2冊が一緒に収納できるビニールの
専用カバーが便利です。
●別売りの
鳴き声タッチペンで図鑑の印刷部分をタッチするだけで鳥の声を聞くことができます。
●図鑑に掲載されている種の鳴き声を確認出来る、
対応CD(2,100円)もございますので併せてどうぞ。(鳥の鳴き声の聞き方の解説あり)
