スワロフスキーが望遠鏡に革命を起こす!?
対物レンズユニットとアイピースユニットを組み合わせて使用する、スワロフスキーの新しいフラッグシップスコープの誕生です。
スワロフスキーが望遠鏡に革命を起こす!?
対物レンズユニットとアイピースユニットを組み合わせて使用する、スワロフスキーの新しいフラッグシップスコープの誕生です。
スワロフスキーから、新型望遠鏡「Xシリーズ」が発表になりました。
まず驚くべきはその形態。65ミリ、85ミリ、95ミリの3種類の対物レンズユニットと、ストレートまたはアングルタイプのアイピースユニットを組み合わせて使用するという、新しい試みがされています。
アイピースユニットと対物レンズユニットは別々に購入することも可能で、使用条件に応じた使いわけも出来ます。
スコープが2つのユニットに分割できることで、収納時には驚くほどコンパクトになります。
光学系は、すでに双眼鏡でその実力を証明済みである「SWAROVISION」工学設計が採用されており、正真正銘、スワロフスキーのフラッグシップ(最上位)シリーズと言えます。
また、Xシリーズの発売に併せて大きく進化するアクセサリー類にも注目です。一眼レフカメラボディとの組み合わせで750~1800mm(f8.8~f21)の望遠撮影を可能にする「TLS APO撮影ユニット」や、お馴染みのデジタルカメラアダプター「DCB II」などが、スコープの可能性を高めます。
【特長】
・アイピースユニットと対物レンズユニットが取り外し可能で、簡単に組み合わせを変更することができます。
・2つのユニットに分割することで、よりコンパクトな形で持ち運びが可能。
・光学系がSWAROVISION化さら、よりフラットで収差の少ない像質を実現。
・より高倍率(ATX/STX 95で最高70倍)で広い視野を確保。
・ズームリングがフォーカシングリングの近くに移動して、より使いやすくなりました。
・長いアイレリーフでメガネ装着時でも視野100%を確保。
・デジスコーピングを前提とした光学設計で、高品質の写真撮影が可能。
・メーカーはフィルター装着の必要性はないとのことですが、ネジ径は87mm、ピッチは0.75mmです。
【仕様】
倍率:25-60倍
対物レンズ径:85mm
ひとみ径:3.4-1.4mm
アイレリーフ:19-18mm
1000m視界:41-23m
長さ:ATX85 372mm/STX85 400mm
重量:ATX85 1,910g/STX85 1,965g
最短合焦距離:3.8m
TLS APO装着時合焦距離:750-1800mm水深4mまでの完全防水
左から、65・95・85対物レンズユニット。95にはATX(アングルタイプ)アイピースユニットが付いた状態です。
写真のケースは付属されません。
■ATX65とATM65HDの比較
奥:ATX65セット(全長339mm) 手前:ATM65HD+25-50xW(全長360mm)
ATX65セットの方が約20mm短く、コンパクトさが際立っています。